カテゴリー別アーカイブ: ブッシュマン

1/72 – ブッシュマン – 汚して完成

記事のカテゴリを複数で登録する方法が今まで解らなかったんですが、一応出来るようになりましたので、カテゴリからブッシュマンやらマラサイやらを選択して読めるようになりました。

さすがにこれが無いと不便ですよねー。

さてブッシュマン。

グレーのパーツにはエナメルのフラットブラックとレッドブラウンの混色、茶色いパーツにはフラットブラックのみでウォッシングと墨入れを同時に施します。

次にジャーマングレーでチッピングを描き、デザートイエローとライトグレーでドライブラシを掛けます。

更にラッカー系のデザートイエローで足廻りに砂埃をふきつけていきます。

最後につや消クリアコートを薄く吹いて、

200807111 出来たよー。

フォトアルバムの完成品ギャラリーの方にも写真を数点納めてありますのでもし宜しかったら併せてご覧ください。

さて次はガンプラのティエレンに取り掛かろうかと思っています。

乞うご期待!


1/72 ブッシュマン – 塗装

茶色いマラサイの次はまたしても茶色いブッシュマン。

でも次に取り掛かる予定のティエレンはロシアングリーンで行きますよー。

さて塗装。

全面ベースブラックを吹いた後、明灰白色で立ち上げ。

明るいグレーの部分はそのまま終了。 関節色や茶色をグラデを残し気味に塗装。

乾燥後デカールを貼り、ラッカークリアでデカール部分のみを厚吹き。

#400から#1000で無理やり研ぎ出して・・・

200807081 出来ました!

連邦マークだけは市販のデカールを使う訳にもいかず、キット付属の物やブロックヘッドの物を使ったのですが、とにかく昔の物ですからフィルムが厚くてドキドキしながらの研ぎ出しでした。

ここからあとは墨入れとか汚しを入れていけば完成です。

さあ、いっぱい汚すぞー


1/72 ブシュマン – 表面処理

200807051 全ての部品の造形が終了したので、サフを吹いてみました。

一色に統一していろんな方向から眺めてみると、稀にではありますが、それまでは気にならなかったプロポーションの違和感が出てくる場合があります。

今回はちょっと太もも同士の取り付け幅が左右に広すぎる気がしたので、修正してみます。

200807052 股関節の軸付近を切り離し、2mm詰めてみました。

それに合わせて腰のサイドにあるアーマー状のブロックも、左右0,5mmずつ密着するように接続部を彫り込みます。

・・・って言っても違いなんて判んないですよねw

後は筋彫りを少し追加してスポンジやペーパーで表面を均すんですがエポキシパテと光硬化パテを多用したせいか、非常に短時間で済みました。

さてここからは塗装ですねー

普通に茶色く塗りますよー


1/72 ブッシュマン – スーパーカー

今日から7月ですが、なんか全然暑くないし、夏といった感じが全くしませんね。

自分の大好物「ツナ缶入り素麺」の季節は、もう少し先 といった感じでしょうか。

さて、相変わらずブッシュマン。

今日は胸部前面にモールドを入れてみます。

このブログを続けてご覧になっている方はもうご存じだと思いますが、設定では真っ平らな胸部中央を一段掘り下げて、少しだけ愛想の有るデザインにアレンジしてあります。

で、設定画では両サイドのブロックに5本の筋彫りが入っている訳ですが・・・

さて、これは一体何でしょう?・・・

まあ恐らく排熱用のダクト的な物にしておけば無難だろうと、部品にアタリ線を引いてみたところ、どうもこれがスーパーカーのボンネットに見えてしょうがないw

200806076陸戦兵器の前面装甲としてはダメダメなんですが、まあアニメモデルなんで適当にカッコ良ければいいか、って訳で立体的なスリットを付けてみる事にしました。

200807011 ほら、なんかスーパーカーっぽいw

階段状に貼り合わせたプラバンを裏側から薄ーくなるように削って、曲面に張り付けてあります。

200807012 後ろから見るとちゃんと開口されてますよー

0,5mmの段差にデザインナイフで丁寧にスリットを彫っていくんですが、こんな時はヘッドルーペが大活躍です。

ここまで作業が終わって ふと思ったんですが、どうせならリトラクタブルライトでも仕込んでやればもっとスーパーカーらしくなって面白かったかもしれませんね。


1/72 ブッシュマン – マグランチャー

なんかね、風邪ひいちゃったみたいです。

ヤスリがけしてたら鼻水がぽたぽた垂れてきます。

汚いよー。  でもマスク出来ないよー。

さて今日はマグランチャーをスクラッチしてみました。

200806201 元のキットパーツと比べると1.2倍くらいの大きさです。

フォアグリップやストック部分も可動します。

こんな感じの部品構成です。

200806202 ストックの軸にC形に切ったポリランナーをはめていますのでスムーズに可動します。

接着しなくてもきっちりと組み上がりますので塗装や、もし破損した場合の補修も楽々です。

200806141 はい、記念写真でパチリ。

マガジン付け忘れたよー

今のところ首は両面テープでくっつけてるだけなんですが、可動域や構成を考えると、なかなか大変なことになりそうです。

どうしましょうかねー。


1/72 ブッシュマン – 複製その2

今日は長いです。crowです。

200806071 出来あがったシリコン型に添え木をして、輪ゴムでしっかりとバインドします。

キャストのA液とB液の配合比は重量比で1:1だそうです。

比重にはかなりの差がありますので、目分量の容積比で配合したりせず、ちゃんと秤を使って計測しなきゃです。

では早速テストショットしていきますよー。

まずは片面取りの足首から。

200806072 全く問題無いです。

本番の際には靴底部分を2回に分けて流して、途中で鉛の板を重りとして封入してやります。  はい次。

脛の側面。アンダーゲートにしてあります。

20080607340点。

ランナーやゲートが細すぎて、型全体に行き渡る前にキャストが硬化を始めてしまったようです。

ランナーとゲートを太く彫り直しておきます。      はい次っ!

膝アーマーとパイロットフィギュア。トップゲートです。

200806074 うはっ!ひでぇw  これは15点。

パイロットは一見しっかり成型出来ているように見えますが、後頭部に大きな気泡が入っています。

これこそアンダーゲートで足から注入して頭の先から逃がすような型を作るべきだったようです。

修正出来る範囲ではないので後日新しく型をつくっておきます。

膝アーマーの方はこれまたゲートが細かったようです。彫り直しで修正します。

キャストの攪拌は10秒程度、流し込みは2分以内で終了しなくてはいけないそうですが、4つの型をいっぺんに流したので時間をオーバーしているようですね。

注入口のキャストを溜めておく部分の容量が、製品の容量を超えていれば、注入のスピードを上げられるようです。  注いでから減るのを待っては注ぎ足し・・・なんて繰り返してると、どうしても時間が掛ってしまいますからねー。

お次は・・・

前面と背面の板状のパーツ。

200806075あれ?  ・・・これは流し方の問題ですねぇ。

型自体は80点?

注ぐ時にキャストが溢れて、空気抜きの穴を塞いでしまってます。

一応念のためゲートを拡げておきます。

あとは中央付近のバリが酷いです。シリコン型裏面の外側が盛り上がっている為、添え木で平行にバインドしても、中央が弱くなっているようですね。

盛り上がりを切り取って、バインドももう少し強くしてみます。     はい次ー。

裾の部分。原型の上端を誤って水平に設置してしまった為、注型の際に傾斜させる必要があります。

200806078 スゴイーw  完璧ー。

95点だよー。

あ、でも斜めにしないとダメだから やっぱ80点くらいかな?

さてこんな感じでそれぞれの型を修正して流した結果・・・

200806076 出来たよー。ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ

修正結果を写真に撮り忘れましたが、どれも一発で合格でした。

んー、靴もずっしり重くてイイ感じです。

なんかね前腕の外装も地味に出来上がってたりするんですよw。

さて、皆さんどんな感じでしょう・・・

このプロポーションで進めて行くつもりですが、何かアドバイスとか修正点とかあればどしどしコメントしちゃって下さい。  まだ今なら間に合いますw

次回は細部のディティールとかやって行きますよー。


1/72 ブッシュマン – 複製その1

雨の日が多いですね。

そうこうしている内にもうすぐ梅雨入りとか言われちゃうんでしょうね。

さて複製!

まずは足首からいきます。

200806051 靴底と足の甲の2分割ですので片面一発取りでいけます。

型枠の底面はプラバンで、ダイヤブロックを両面テープで固定して側壁にします。

こういう簡単なのは以前から何度かやっているので何も考えずに気楽にやれます。

えっ? ソールパターン?     ・・・無いですよw

次に油土埋め2面取りをやってみます。  初挑戦だからうまく行くかどうかドキドキですw

200806052 型枠に油土(油粘土の事です)を敷き、パーツを埋め込みます。

一緒に埋まっている白い棒はキャストを流し込む際にランナーとして機能します。

この形状であれば、わざわざアンダーゲートにする必要も無いんですが、練習のためにやってみました。

ところどころに開いている丸い穴は「ダボ穴」といって、出来あがった型同士がずれないようにするための物です。

で、ここにシリコンを流し込んでいく訳ですが・・・攪拌する時に小さな気泡を沢山含んでしまいましたよー

本職が料理人なんで空気を混ぜ込むような攪拌は得意なんですがねーw

ちょっと練習しときます。

で、シリコンが固まったら型枠から一度取り出して油土を取り除きます。

200806053 きれいに取れたら再び型枠を組み、裏返しにセットします。

次に離型剤を隙間なく塗り、B面を流します。

ここで離型剤の塗り残しがあると悲惨な事が起こるそうです。気をつけましょう。

再びシリコンが硬化したら型枠から取り出し、A面とB面とを引き剥がします。

で、湯口や空気抜きの溝をデザインナイフで彫ったら・・・

200806054 カンセー!ヽ(゚∀゚)ノ

いやーなかなか手間のかかる作業ですねぇ。

いくらシンメトリーを出すのにコンプレックスがあるとはいえ、両足分2個揃えるだけなら普通に複製せずに2個作った方が早いですよ絶対w

でもね、今回2面取りの練習をしたのは、ある野望を達成する為なんです。

これで複製をきっちりマスター出来たら、次はクリアパーツのバキュームフォームの練習をしてみます。

この二つがマスター出来れば、ちょっと面白い物を公開出来ると思いますので、それまで少しの間お待ち下さい。

さて、シリコン型が出来たので、次は実際にキャストを流し込んで行きますよー


1/72 ブッシュマン – のび太

すみません。

先に謝っておきます。まだ複製できません。

脛の外装を延長してみたんですが、思いのほか大工事になってしまいまして・・・

結果として3mm伸びたんですが、裾のパーツを大幅に改修しました。

また一から表面処理のし直しで、ブッシュマンの着工と同時に開封した缶サフのLがもうすぐ空きそうな勢いです。

200805301 乾燥待ちの間に腰やら腕やらを作り始めたんですが、こっちのほうがよっぽど順調に進んでいます。

前腕の円筒状の基部はパイプ類からのスクラッチです。

ただの円筒ではつまらないと思い、ちょっとだけ愛想良くしてみたんですが、どう見てもFZです。 ありがとうございました。

200805302 まだ前腕外装は出来てませんが、多分 脛と同様 新解釈を取り入れてかなりのボリュームになります。

腰は各アーマーが可動。腹部はダブルボールジョイントでいい感じに可動します。

さて少しづつ全体のフォルムが見えてきた訳ですが、まだまだ油断は出来ないです。

気を抜かずに最後まで頑張りますよー。


1/72 ブッシュマン – スネ夫

今回はスクラッチによる行程なのでテキストとしては非常に簡素ではありますが・・・

200805211 脛の外装を作ってみました。

設定画と違って、前面をカーブさせて膝アーマーを大型化、脹脛のバルジも大型化、後方にはみ出たデザインとしてあります。

長さや幅自体は元のキットパーツとほぼ同じですが、前後へのボリュームがかなりアップしています。

一応各部の記号的な意味合いは設定に倣っていますが、全く異なるボリュームでの組み合わせですので、かなり違った印象になってしまっています。所謂新解釈というやつでしょうか。

全体のバランスとして、細身の体型ではなく敢えてブロックヘッドに近いようなガッチリ体型を目指しているんですが、それでも もう少し脛は長いほうがしっくり来るかも知れませんね。

全体のシルエットを左右する大事な部分ですので、納得が行くまで調整してみます。

200805212足首同様、複製して左右を揃える予定ですので、型取りし易いよう前後左右、裾の部分と5つのパーツに分割してあります。

次は型取り。  ですかねー


1/72 ブッシュマン – 脚部

寒いですねー、五月だってのにこの寒さはきついです。

久しぶりに暖房つけてしまったcrowです。

それでは早速ブッシュマン。

今回は脚部です。

200805131 キットパーツのソール部分を切り離し、外側のパーツ同士を貼り合わせ、前後方向に5mm延長します。足の甲は別パーツ化するため、エポキシパテとプラ板で作ります。関節にはHGUCザクの物を。後で複製するので今は片方だけしかありません。

股関節用のボール受けを仕込んだ積層ブロックを内蔵するため、太もも外装は左右幅2mm、後方に2mm延長です。膝関節はゲルググマリーネから、フンドシ部分を今は仮に百式からですが、両方とも前回のマラサイのボツパーツからのリサイクルです。

後はここに脛の外装を付けるだけなんですが、キットパーツは使用せずスクラッチして複製でやろうかと考えています。うまくいくかなー