最近雨の日が多いですね。
でも構わず塗装していきますよ。なんたってウチには強い味方が有りますからw
基本塗装が終わったらデカールを貼る位置にコンパウンドをかけて艶有りにしておきます。
貼り終えたら十分な乾燥時間をおきます。 乾燥したら余分な透明のニス部分をデザインナイフでカットして、ラッカー系でクリアコートしていきます。
ここから更に乾燥時間をおいて#400のペーパーを掛けていきます。 びびったら負けです、デカールの段差が無くなるまで思い切りよく大胆に掛けてやります。
横から光を当てながら段差が完全に無くなったのを確認したら念のため#2000まで当てておき、再びラッカー系の艶消しコートをします。
次にチッピングを入れていきますが、外からの衝撃で剥がれた物と、塗料の劣化で自然に剥がれた物等、部分ごとに変化を持たせながら、サフ地が出るまでデザインナイフで剥がしていきます。
次はウォッシングです。機体色にもよりますが、今回はジャーマングレー、その他混色でかけていきます。 うっすらと上品に掛けたい場合は半乾きでティッシュや綿棒で拭き取って行くわけですが、今回はきつめにあてるので、完全に乾燥させてから溶剤を含ませた筆で、汚れを吸わせながら流水紋を描き込んでいきます。
タミヤのウェザリングマスターを今回初めて使ってみたのですが、結論から言いますとロボ系の可動モデルには不向きでした。 粒子の乗り方は非常にリアルで、素晴らしいのですが、あまり強く定着しない為、指の触れた部分が指紋を残してごっそり無くなってしまいます。 定着させる為に艶消しでコートしてみましたが、せっかくの美しい粒子感が無くなってしまいました。
しかたがないのでサンディブラウンをエアブラシで吹き付けていきます。
吹き方のコツとしては、降り積もった感じを出す為に天面を中心に吹き付け、風通しの悪そうな奥まった部分にもしっかり吹き付ける、といった感じです。 めんどくさがらずに各パーツ分解して吹き付けた方が良いです。
最後に関節やライフル等のグレーのパーツにドライブラシを掛けて、以上で完成です。
長々とお付き合い頂いて有難うございました。
次回予告 「1/72 ブッシュマン」 です。
乞うご期待!