カテゴリー別アーカイブ: マラサイ

1/144 マラサイ – 塗装その2

最近雨の日が多いですね。

でも構わず塗装していきますよ。なんたってウチには強い味方が有りますからw

200804181 基本塗装が終わったらデカールを貼る位置にコンパウンドをかけて艶有りにしておきます。

貼り終えたら十分な乾燥時間をおきます。  乾燥したら余分な透明のニス部分をデザインナイフでカットして、ラッカー系でクリアコートしていきます。

ここから更に乾燥時間をおいて#400のペーパーを掛けていきます。  びびったら負けです、デカールの段差が無くなるまで思い切りよく大胆に掛けてやります。

横から光を当てながら段差が完全に無くなったのを確認したら念のため#2000まで当てておき、再びラッカー系の艶消しコートをします。

200804182 次にチッピングを入れていきますが、外からの衝撃で剥がれた物と、塗料の劣化で自然に剥がれた物等、部分ごとに変化を持たせながら、サフ地が出るまでデザインナイフで剥がしていきます。

次はウォッシングです。機体色にもよりますが、今回はジャーマングレー、その他混色でかけていきます。  うっすらと上品に掛けたい場合は半乾きでティッシュや綿棒で拭き取って行くわけですが、今回はきつめにあてるので、完全に乾燥させてから溶剤を含ませた筆で、汚れを吸わせながら流水紋を描き込んでいきます。

200804183 次は砂埃の表現です。

タミヤのウェザリングマスターを今回初めて使ってみたのですが、結論から言いますとロボ系の可動モデルには不向きでした。  粒子の乗り方は非常にリアルで、素晴らしいのですが、あまり強く定着しない為、指の触れた部分が指紋を残してごっそり無くなってしまいます。  定着させる為に艶消しでコートしてみましたが、せっかくの美しい粒子感が無くなってしまいました。

しかたがないのでサンディブラウンをエアブラシで吹き付けていきます。

吹き方のコツとしては、降り積もった感じを出す為に天面を中心に吹き付け、風通しの悪そうな奥まった部分にもしっかり吹き付ける、といった感じです。  めんどくさがらずに各パーツ分解して吹き付けた方が良いです。

最後に関節やライフル等のグレーのパーツにドライブラシを掛けて、以上で完成です。

長々とお付き合い頂いて有難うございました。

次回予告 「1/72 ブッシュマン」 です。

乞うご期待!


1/144 マラサイ – 塗装その1

普段なら全サフのあとはそのままの勢いで塗装まで終わらせるところですが、御察しの通りモンハンです。 おかげさまでやっとエクディシスが強化されて手元に帰ってきましたw  前作ではこればっかり使ってましたが、今回もガシガシ使っていきますよ。まさに相棒です

な訳で相変わらずマラサイ。

200804111 サフを終えたパーツは埃が付着している部分やサフ面のざらつきが無いかチェックしながら#1000の耐水ペーパーを軽くあてます。

その後デカールを貼る予定の箇所だけ#2000をあて、コンパウンドで艶を出しておきます。ベースブラックや、つや消しの塗装後も同様にすることで、デカールのシルバリングを防ぎます。

塗り分けに応じてパーツをばらしたり、部分的に組んだりしながら持ち手を取り付けて準備完了です。

200804112 ベースブラックを吹いていきます。装甲裏やモールド、逆エッヂの部分に特に念入りに吹きます。

エアブラシの吹き付け圧が強いと、パーツ上で吹き返しが起こり、入り組んだ場所に塗料のミストが乗らないので、レギュレーターで0.02MPa以下に絞って吹き付けます。  少しずつしか塗料が出ないので非常にめんどくさい作業です。

で、自分の場合はグラデーションのハイライト部分に白を吹き付けたりせずにそのまま塗っていきます。  当然ですが白をはさまない分、仕上がりは明度彩度共に下がりますので、最後のウェザリングも含めてイメージしている色より明るい色を選びます。

鮮やかな発色を要求される時はちゃんと白を間にはさみますが、ミリタリー系の塗装ばかりやっているので、いつもこんな感じです。横着でスンマセン。

200804113 今回はサンディブラウンとウッドブラウンの二色をザク系の塗り分けで行く事にしました。

まず真っ黒のパーツに0.02MPaで縁やモールドを残しながらグラデーションを描いていきます。(写真左)

次に塗料の希釈を少し薄めに調整し直して0.06MPaで広範囲に吹きつけます。(写真右)

写真ヘタクソで、右の写真がただのベタ塗りに見えますが、現物はちゃんとわざとらしくない程度にグラデーションが掛ってますので、最後の完成写真にご期待下さいw

次はウェザリング!  ・・・かな?


1/144 マラサイ – 全サフ完了

Kさん、foochanng、強化合宿お疲れ様でした。

若干左手の親指が痛いような気が・・・w

ってことで相変わらずマラサイ。

200804031 タイトルに書いてしまったので、特にこれといって書くような事は無いんですが、こんな感じになりました。

メットの取り付け角度と、両耳のバルカンの周囲の筋彫りがちょっと気になるので後で修正しますが、おおむねこのプロポーションやディティールでいきます。

まあ、なにはともあれイメージ通りの形状に仕上がって良かったです。

200804032 各バーニアの縁は薄く削ってあります。

なんか後頭部のメット接続箇所が丸見えですね。  後で適当にパーツを用意しときます。

で、塗装なんですが、実はまだ迷ってます。

カクリコンが好きなので、設定通り赤とオレンジを少し彩度を落とした感じでいくか、もしくは見た目のイメージ通りにザク色にするか、両者の間を取ってサンドブラウンにするか・・・

どーしよっかなー


1/144 マラサイ – 姑魔改造

改造箇所のどうでもよさに、更に拍車がかかってきてます。

こまかすぎて姑魔改造(コマカイゾー)です・・・ヽ(`Д´)ノ

200803261 ライフルのパイプ部分及びサイトセンサー部分を塗り分けの為に後はめ加工しました。センサー基部が一段へこんでるような構成にする狙いもあっての事ですが、やっぱり素直にマスキングした方が・・・

200803262 ナックルガードが大きすぎて変だったので、ジムコマから拝借して、プラバンで加工します。 人差し指のバルジが角型になって個人的には好印象です。

ついでに指や手のひらのモールドも彫り直します。もともとの出来が非常に良好なので、仕上げにもつい力が入ります。

200803263 顔面部分をメットのサイズぎりぎりまで幅増しします。 動力パイプが干渉しないよう、頬骨にあたる部分とカメラガード部のみ加工していきます。単体で見るとかなりブサイクですが、メットを被せてみると表情のふてぶてしさが大幅アップでいい感じです。

明日はモンハンGの発売だし、作業そっちのけではまりそうですが、次こそはホントに全サフ行程でupしますよー


1/144 マラサイ – 重箱の蓋の裏

前回の内容よりも更にどうでもいいような改造を・・・って事で蓋の裏です。

200803221 スパイクアーマーのトゲをシャープにする為、先端に1mmアルミ線を打ち込んで研ぎあげます。

ホントに指に刺さったりもして、プラレス研究所の黒崎玄剛が喜びそうな改造です。

アーマー本体は滑らかな曲面に成る様、光の映り込みを見ながら、サフの厚吹きと削り出しを何度も繰り返します。  先日完成した乾燥機が大活躍です。

200803222 フロントスカートの角のモールドは小さなバーニアスラスターらしいので0.5mmで開口後、すり鉢状に削ります。

その他各部にある凹モールドも自作の極小ノミで彫り直します。

ちなみに極小ノミというのはデザインナイフの刃の反対側をヤスリで研ぎあげた物で、0.4mm幅の溝を彫ったり出来ます。

200803223相変わらずパイプの節が斜めなのが気になります。

軟質素材なので光硬化パテの喰い付きが悪く、替わりにSSPで整形してあります。

アサフレックスとSSP、硬さと脆さの性質が全く異なる物どうしの接合面をきれいに均すのは骨が折れます。

いやー、さすがに大詰めになってきたと思うんですがねー。

どんどんサフ吹きを進めていきますよ!

では。


1/144 マラサイ – 重箱の隅

よくブログのタイトルで「〇〇の独り言」とつけてる方がいらっしゃいますが、最近そんな方の気持ちが解ってきました。

ブログとして不特定多数の方に公開しているつもりなんですが、このブログのアクセス数を見てみると、まだ数人の方しか見てらっしゃらない様ですw

自分の部屋で独り言を言ってるのと、そう変わらない状態ですが、めげずに更新していきますよー。

というわけでマラサイ。

放置する前はokだと思っていた部分も、改めて作業を再開すると納得のいかない部分がいろいろと出てきます。肘の裏の動力パイプなんて、完成したらそんなに見えないんですけどね(´・ω・`)  ・・・でもやっぱり気になるから修正します(`・ω・´)

200803202 エポキシパテで作ったパイプが、上腕の装甲の中から出てるような構造にします。

ついでに上腕装甲が二枚重なり合って見える様、モールドを彫り直します。

この写真だと肩の丸い部分がよく見えますが、これはゲルググマリーネの肩パーツを、でんでん太鼓の様な形にスライスしたものです。見た目の割には結構シビアな工作精度を要求されるパーツでした。

あとは手首の軸を隠す為にバーニアを薄く削ったものを用意して・・・以上で完成? です。

ついでなので胴体部分の構成も写真に撮ってみました。

200803201 黒いパーツは百式の腹部から首にかけての部分で、その前面に百式のコクピットハッチを形状修正したものを取り付けます(金色のメッキが僅かに残っていますね)。その上から旧キットのマラサイの胸部をかぶせ、最後にプラバンで作った襟を被せます。これなら塗装の際の塗り分けもバッチリですね。

肩の関節にはHGUCザクの関節が仕込んであるので引き出す事が可能です。

写真の左端のオレンジ色のパーツはHGUCマラサイの腹部を5mmにスライスして裏返したもので、これを挟むことによって腹部の長さを調節してあります。

腰廻りの動力パイプはFGザクの物を2コマ詰めて使っています。節のモールドが斜めにならずに三次曲線に対応しているので、非常にいい感じです。金型の都合で、モールドの彫り直しは必要になってきますが、節が斜めに入った軟質素材なんかに比べると100倍親切なつくりです。

今日の作業はこんな感じでしたが、多分明日も重箱の隅になりそうな予感が・・・

ではまた。


1/144 マラサイ - こだわりのライン

もうほとんどの部品が整形を終え、後は表面処理にかかるだけだと思っていたんですが、なんかこう・・・違うような。

素っ気ないというか、色気がないというか・・・

別に設定画を忠実にトレースしようとしている訳ではないんですが、何か設定画から感じられる様なグラマラスな迫力が足りないような・・・

小一時間悩んだ末にたどり着いた答えは、「スネの中央部のボリュームが足りない」でした。

確かにキットのスネと設定画のそれとを見比べてみると、キットの方がかなり簡素なラインで纏められています。多分普通の人は何とも思わない部分なのかも知れませんが、気になりだすとやらなきゃ気が済まない性質ですので、修正してみます。

光硬化パテを何回かに分けて盛り、デザインナイフで形状出しをしていきます。

中央の段落ちモールドの再現が心配だったんですが、意外と問題なくシャープに成型できました。

200803171 で、出来たのがこんな感じ。

比較写真を撮る為に片方だけやってみたけど、よく考えてみたら修正前と修正後と二枚撮って貼り合わせれば良いだけですよね・・・両足同時進行の方が精度出しやすいのにー

もう一本ちゃんと左右対称にできるかな・・・(´・ω・`)ショボーン 


1/144 マラサイ

ブッシュマンとかブロックヘッドとか、すぐにでも取り掛かりたいキットはいろいろあるんですが、まずは放置中のキットを仕上げてやらねば。と言う訳でマラサイです。

HGUCザクが発売された頃、これさえあればマラサイをHGUC準拠で作れると思い、旧キットのマラサイを改造し始めましたが・・・まあよくある話で、完成よりも早くマラサイのHGUC化が決定してしまい、放置していました。

で、結局HGUCマラサイ買っちゃうんですけどねw  かなり出来のいいキットなので、無駄な努力ってことでヘコみ方もまた格別です。

意地でも旧キットパーツの使いどころを見つけて、制作再開です。

200803141 こんな感じのバランスで組んでみました。肩ブロックの構成やスパイクアーマーの形状は、旧キットの方が設定に近いのでこちらを。

頭部メット部分は好みの問題ですが、こちらも旧キットで。

あと、思ったほどの効果は無かったんですが、一応ザクの足首の関節を移植してあります。

ちなみにこれが今回ボツになったパーツです。

200803142 つまりこのあたりのパーツにマラサイの新キットが採用されてる訳ですが。

結構広範囲ですw

足首はゲルググマリーネだったりします。  もったいねー。