模型バカ一代crowです。
今日はラウンドフェイサーの靴を作ってみました。
キットパーツは使用せず、代わりにイエローサブマリンで買って来たHGUCマラサイの靴を使います。
イエローサブマリンって模型屋さんはガンプラ等のキットを、腕や脚、武器だけといった感じで、パーツ単位で売ったりもしているので私もよく利用しています。恐らく武器パーツや頭部なんかが部品取りとして需要が多いんでしょうね、パーツ数の割には割高な値段設定になっています。
まあ、その反面腕や脚等のパーツはいわば余りパーツといった扱いで、かなり安く売られています。
お目当てのパーツが店頭に並んでいるかどうかはそれこそ運次第ではありますが、フルスクラッチよりは断然手間が掛からないので、こまめにチェックするようにはしています。
はい、ではこんな感じー。
ラウンドフェイサー本来のパーツと比べると大きさは3割増ってところでしょうか。長さで3割ですから、ボリュームだと2倍近くに感じます。
デカイでしょw。でもね、多分これくらいがちょうど(・∀・)イイ!! んですw
今回のテーマは「ガチムチ」ですからねー。
前回のブッシュマンが同じソルティック社製で、しかもラウンドフェイサーの軽量化タイプって設定ですからねっ
所々に共通のパーツを使いながらも、シルエットとしては更にガッチリとした重そうな感じにして行きたい訳です。
ほら、実際靴だけで70gもアルヨーw
って、まあ実際の重さはどうでもいいんですが、一応飾っておくときに勝手に倒れたりしないように鉛の板を詰め込んであります。
昔は小さなボルトやナットをポリパテで詰め込んでいたんですが、最近は鉛テープってのを使うようになりまして・・・左右の足の分同じ長さに切りだして、それを適当に折り畳んでパーツの中に納まる様にペンチで挟んだり引っ張ったりしながら形を合わせていく訳です。クリアランスのぎりぎりまで詰め込めるのでかなり良いですよー。
足の甲の傾斜をもうすこし急な角度にするために、踵で6mm高くしてあります。
・・・そういえば昔大阪の朝のラジオ番組で浜村淳さんがやってた映画解説のコーナー面白かったなー。新作映画じゃないからって、ラストのオチまで言っちゃうんだけど、あの解説で最後まで聞くと逆にレンタルビデオで観たくなる、不思議な魔力がありましたねー。 今でもやってんのかな・・・。
えー、それはさておき、靴底の後端にスリットが有りまして。
ここはやっぱり見せ場というか、キッチリと精度を出していかなきゃイカン所です。
「彫り」でいくか「貼り」で行くか迷う所ではありますが、今回の様に踵の中身も表面もパテとかプラスチックとかで全然均質じゃない時に、「彫り」で行っちゃうと後で表面処理が無限ループします。
ここはビシッと「貼り」で行きましょう。エバーグリーンさえ有れば時間も大幅短縮です!
先ほども言ったように踵表面の材質が均一ではないので、踵に直接プラ棒を貼り付けて行くのも、やっぱり避けなきゃイカンです。
0.5mmのプラバンに断面1mmx2mmのプラ棒を貼り付けた物を作ってから、それをプラバンごと踵に貼り付けます。両足分一遍に作れるのも精度の面でメリットになりますね。
写真を良く見て頂くと判るかと思いますが、貼ってあるプラ棒の断面が平行四辺形や台形に削ってあります。踵の立ち上がり角が垂直ならこんな事をする必要も無いのですが、スリットの彫り込みを水平にする為に少しだけ寝かせた角度にしてあります。
で、この板を踵に貼り付けた結果・・・
ホイ、ビシッとな。
各スリットどうしの幅と彫り込み角度がピッタリと均一なので、差し込み自体は緩いのにしっかりと平行に噛み合います。
靴の重さも結構ありますから、そーそーうまく行くもんじゃ無いですよー。この写真はなかなか貴重なんじゃないかなーw