どうもです。
冬の寒いのよりは夏の暑い方がまだまし、千葉剛士です。
大変長らくお待たせしておりました新アイテム、「給弾ガイド・デジタルエディション」の準備がやっと整いましたのでご紹介致します。
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給弾ガイドDE小サイズ ¥2,000-(税別)

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給弾ガイドDE中サイズ ¥2,300-(税別)

以前にも給弾ガイドは各サイズご提供しておりましたが、今回の給弾ガイドはサイズ感をそのままにディティールデザインを一新、3DCADによるデジタル設計で、光造形の出力品を磨いて原型にしております。
以前のパーツに比べて嵌合精度が更に増し、複製作業に於いてもパーティングラインのコントロールに拘り抜きましたので、非常に組み立て易い仕様となって生まれ変わりました!
7月26日のワンフェス会場にて先行販売、翌27日から通信販売の受付を開始致します。
この機会に是非お求めくださいませ!!
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それでは早速商品のご紹介を・・・
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《組み立ての注意》
●組み立て前に各パーツを洗浄し離型剤を落として下さい。
●薄いパーツが歪んでいる場合は熱湯に浸けて復元して下さい。
●本製品は製法上パーツに気泡が含まれている場合が有ります。
気泡は模型用パテやレジンのランナー等で埋めて、サーフェーサーで
処理して下さい。

ゲート処理とパーティングラインの処理が終わりましたらお好みの長さに繋ぎ合せて完成です。

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《塗装編》
ここからは塗装についても少しだけご案内させていただきます。
一見すると部品点数が多く一つひとつ塗って行くのが面倒にも思えますが、実は塗装は至って簡単!そもそもゲートやパーティングラインの処理も最低限の手間で済むよう、原型やシリコン型の作成で工夫していますので、どうか尻込みせずにまずは開封して組み立てて楽しんで頂きたいです。
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では早速。
まずはゲートとパーティングラインの処理が終わったら必要な分だけ繋ぎ合せ、両面テープで適当な持ち手に貼り付けます。

そして下地としてサーフェーサーを吹きます。

今回はガイアノーツさんのメカサフHを使用し、エアブラシで吹き付けました。吹き付け塗装の場合、繋ぎ目の中に塗料は入り込みませんので未塗装ではありますが、成型色のメカグレーとガイアノーツさんのメカサフHは色調が非常に近いので、気にせずそのままで大丈夫です。
今度は持ち手から剥がし、反対側にくっつけて塗装が出来ていなかった面を塗って行きます。
はい、裏返して・・・


全部塗れました。
今回はメカサフの色が丁度イメージ通りの色調だったので、これで基本塗装も終了としますが、ここから更にメタリック系やその他お好みの色で塗装しても楽しいでしょう。
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さて次に仕上げ塗装をして行きます。

エナメル系塗料で墨入れと錆汚れ、油汚れを兼ねたような色を作り、やや薄めに希釈します。
塗料が出来たら早速筆で塗っていきます。

小サイズにベタベタ・・・

中サイズにもベタベタ・・・と言うかバシャバシャーって適当で大丈夫です。あと、繋ぎ目の中に入り込むように、塗料を沢山筆に取って塗りましょう。
全体的に塗れたら、

一旦干します。
1時間程乾かしたら次は拭き取りです。

モールドに墨が残るよう、丁寧かつ適当に拭き取っていきます。

墨入れ終了!
窪んだモールドが強調されるのは勿論、繋ぎ目が暗く塗り分けられてメカっぽい印象が強まります。
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さて、最後はドライブラシです。
こちらも同じエナメル系で、基本塗装よりも明るめの色を調色し、濃い目に希釈します。
塗料が出来たら筆に少量取り、ティッシュ等に吸わせたり擦り付けたりして、かすれさせてからパーツのエッジに摺りつけていきます。

毛足が短くなったようなボロい平筆なんかをドライブラシ専用の筆として使用します。
墨入れ、拭き取りの作業に比べ、比較的短時間で作業が終わり、効果も高いので結構楽しい工程です。
出来ました!

エッジが強調され立体感が増しました。
簡単な仕上げ作業のみのご紹介でしたが、効果は覿面ですので是非お試しください。